2003-22



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作業をひとりでできる
対象児のプロフィール
A.K、高2女子、自閉症
OのStage\x{2160}−3

指導者
I.A

長期目標
卒業前の現場実習において、ひとり(声かけや指さし)で作業ができるようになる。

短期目標
現場実習において、ひとり(声かけや指さしなし)で決められた量の作業を3セットすることができるようになる。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
指導目標
学校での作業学習時に決められた量の作業をひとり(声かけや指さしなし)で、3セットすることができるようになる。

標的行動
1.カゴを取る
2.終了したカゴを片づける
3.離席をする

標的行動を選択した理由
指導場面ではあらかじめ カゴをセッティングして作業を行うことにした。生徒の実態から ・作業をする場所に移動する ・作業をする はひとりでできることが分かっていた。
また、離席回数が多いことも明らかであった。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
指導目標に関する本児の実態
作業中、指導者の声かけで材料を取りにくることができるが、声かけをしないとカゴを持たずに指導者のところに近づいてくることがある。
・カゴを持ってくる ・材料をとる ・作業をする場所に移動する ・作業をする ・材料を取りにくる のうち、 ・作業をする場所に移動する ・作業をする は100%ひとりでできる。また、離席回数が多い。


般化場面
(1)現場実習で、決められた量の作業を3セットすることができるようになる。
(2)指導者が変わっても、ひとり(声かけや指さしなし)で作業ができるようになる。

指導場面
委託作業(プラスチックもぎり)の時間

指導手続
・「○○さん作業をしてください。どうぞ」と声かけをする。
・本生徒が次の行動に移れないときは、声かけをして次の行動を指示する。
・声かけで次の行動に移れないときは指さしを加える。
・離席があった場合は「座ってください」と声かけをする。

教材教具など
カゴ(3つ)、材料と製品を分けるための小さいカゴ(6つ)、プラスチックの材料

達成基準
3セット1回の作業が3回ひとりでできる(○が3回以上)ようになったら達成とする。

記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面での記録の取り方
○:ひとりでできる
△:声かけでできる
▽:声かけと指さしでできる
×:できない

般化場面での記録の取り方
○:ひとりでできる
△:声かけでできる
▽:声かけと指さしでできる
×:できない

指導期間
指導場面 9月18日,19日,22日,24日
般化場面 9月25日,10月7日,8日

結果
【指導場面】×
【般化場面】×

考察
指導場面において、目標が達成できていないにもかかわらず、般化場面に移行した。その理由は指導者の都合のためである。
また、指導場面の目標が達成できなかった理由は目標設定に問題があった可能性がある。


記入日時 2006/02/15/00:13:50  No.155
記入者 管理者  E-Mail

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