2003-32



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移動型スケジュールの指導
対象児のプロフィール
C(小1男子)自閉症
太田のステージ\x{2160}−3
PEP−R発達年齢1歳6ヶ月
CARS :41

指導者
I.S

長期目標
個別に提示された半日のスケジュールを見て自律的に目的の場所に移動し活動する。

短期目標
個別に提示された2〜3項目のスケジュールを見て自律的に目的の場所に移動し活動する。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
指導目標
個別に提示された1項目のスケジュールを見て自律的に目的の場所に移動し活動する。

標的行動
トランジッションカードをもらった時、トランジッションエリアに移動する。

標的行動を選択した理由
視覚的なスケジュールを提示することで、時間的な見通しを持たせることができる。そのためには、トランジッションエリアへの移動ができることが、必須の条件となるため。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
指導目標に関する本児の実態
 現在は,写真カード(一部文字)あるいは実物の直前提示によって移動できる場面が6つある。「朝の会の後は体育館」といった,ルーチンの理解も見られるようになってきた。反面,次の活動の見通しが立たない場面では,自分のしたいことをし続けようとして教師と衝突することが見られる。
写真カードをトランジッションとして利用しているもの:エプロン,着替え,課題
文字カードをトランジッションとして利用しているもの:着席
実物をトランジッションに利用しているもの:ビデオ
写真の提示だけで活動場所に移動できるもの:トイレ

ベースライン
これまでトランジッションエリアを設けての指導は行っていないので、ベースラインはない。
写真のマッチングによる移動は、確立している。

般化場面
次の新しい場所にも,カードマッチングを使って移動できる。
(1)体育館
(2)リズム室
(3)プレイルーム

指導場面
以下のそれぞれの場面
・エプロンをつける。
・着替えコーナーに移動する。
・課題の場所に移動する。
・自席に着席する。
・ビデオコーナーに移動する。
・トイレに行く。

指導手続
1:トランジッションアイテムを渡す。
2:トランジッションエリアに行く。
3:トランジッションアイテムをマッチングする。

教材教具など
トランジッションカード
カード入れ

達成基準
5回連続1点の時,達成したものと見なす。

記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面での記録の取り方
2点:自律的に移動
0点:身体的ガイダンス

般化場面での記録の取り方
指導場面と同様の方法で行う。

指導期間
2003年11月18日 〜2003年12月9日


カード入れ
記入日時 2006/02/16/14:24:14  No.166
記入者 管理者  E-Mail

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