指導目標(標的行動とこれを選んだ理由) |
タイマー学習の時間にタイマーの音が鳴ったら、自主的にスケジュールへ戻ることができる。
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指導手続 |
ベースライン \x{2460}児童が操作できないようにケースに入れられたタイマーを手渡し、遊びの選択をうながす。 \x{2461}セットされたタイマーが鳴る頃に教員が遊び場所に移動し、児童に見つからないように見守る。 \x{2462}タイマーが鳴ったら15秒待ち、児童が移動する様子がなければ児童の前に現れ、視線を送る。 \x{2463}それでも移動する様子がなければ、声をかけたり、身体的ガイダンスを用いて教室へ戻ることを促す。 ・ベースラインでは、休み時間ごとにタイマーを渡す。 ・タイマーの音でスケジュールに戻ることのできた割合を記録。 指導場面1 ・タイマー学習の時間を2校時後の休み時間後と昼休み後と設定しEくんのスケジュールに、タイマー学習カードと、ごほうびカードを入れておく。 ・児童の好子となる物を4種類ごほうびボードを作成し用意しておく。 ・設定時間○秒でスケジュールに戻る学習を行う。 step1 \x{2460}児童がスケジュールを確認に来た時、タイマー学習カードを入れる箱を所定の場所に設置しておく。 \x{2461}児童がカードを取り所定の場所に着くと、タイマー学習を始める挨拶をして、10秒で鳴るようにセットしたタイマーを渡しながら「鳴ったらスケジュールに戻ってよ」と声をかける。 \x{2462}タイマー音が鳴りスケジュールに戻り、ごほうびカードを児童が取ったらすぐに教員が、ごほうびボードを渡す。 \x{2463}選んだ遊びを渡し、5分間タイマーをセットする。 \x{2464}5分経過したらトランジッションカードを渡す。 ・step2〜step5までは10秒ずつタイマーの設定時間を長くしていく。 ・step6〜step15までは1分ずつタイマーの設定時間を長くしていく。
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教材教具など |
タイマー、タイマー学習カード、ごほうびボード、ゲーム
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達成基準 |
教員のプロンプトなしでスケジュールに戻ることが5回連続でできれば達成とする。
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記録の取り方(般化場面と指導場面) |
・タイマーの音でスケジュールに戻ることのできた割合を記録する。 ・プロンプトなしでスケジュールに戻ることができるまでは、誤反応として記録するが、ごほうびは有りとする。正反応が出てから後の誤反応は、ごほうび無しとする。
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ベースライン
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A:先行条件 |
B:行動 |
C:結果 |
休み時間にタイマーの音が鳴る |
スケジュールに戻る |
次の活動がわかる(−)(↓) ごほうびなし(↓) |
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指導場面1
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A:先行条件 |
B:行動 |
C:結果 |
タイマー学習時にタイマーの音が鳴る。 |
スケジュールに戻る |
ごほうびがもらえる(↑) ほめられる(↑) |
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第一系列のタイトル: スケジュールにプロンプトなしで帰ってこれた割合 |
Baseline: ベースライン
InterVention1: 指導方法1
InterVention2: 指導方法2
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第二系列のタイトル: |
Baseline: ベースライン
Intervention1: 指導手続き1
Intervention2: 指導手続き2
Intervention3: 指導手続き3
Intervention4: 指導手続き4
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記入日時 2005/11/18/20:17:38
No.69
記入者 K.M. S.T.
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