概 要 |
夏休みに家庭で母親べったりにならず自分の部屋で「一人で過ごせる時間をもてること」を目指して家庭と連携して支援を進めた。具体的には、昼食後に自分の部屋でお手伝いを12分間からステップアップしてステップ5には20分間できるよう支援した。また、お手伝いの内容もペットボトルのラベルはがしやタオルたたみからはじめて、数種類のものができるよう支援した。目標達成後には、母親と手を合わせてパッチンができ、その後、トランプの神経すい弱ができるという好子が獲得できるように支援した。
|
諸検査結果 |
wisc-\x{2162} IQ.70(VIQ.62 PIQ.85)(H.16.10.22検査)
|
障害の特性 |
常に不安定要素を持っている。(行事や新しい経験の前は、くり返しの事前学習が必要である。)
|
長期目標 |
昼食後(または、夕食後)に自分の部屋で20分間、お手伝いをして一人で過ごせる。
|
指導目標に関する対象児の実態(ベースライン) |
家庭では、常に母親にべったりの状態で絶えず話しかけてきて本児が在宅中は、母親は、自分の仕事ができないという状態であるらしい。学校でもほとんど一人で遊んだりお手伝いをしたりできない。
|
指導場面 |
昼食後(できない時は、夕食後)、自分の部屋
|
指導手続 |
○学校で取り組んでいるお手伝い内容から家庭でも取り組むためにグッズを用意する。(ペットボトル、牛乳パック、かき氷器、ゴミ、温度計等) ○お手伝いの種類を書いた一覧表の中から自分で選んで取り組む。 ○時間については、12分から始めて、2日連続でできれば、2分ずつプラスしていく。 ○その日の目標が達成できれば、ごほうびとして、お母さんと両手を合わせてパッチンができ、トランプで神経すい弱ができる。 ○手続きについては、本児の了解を得てから取り組む。
|
教材教具など |
上記の物プラス掃除機、国語辞典、パソコン、天気調べ温度調べのワークシート、トランプ、タイマー等
|
達成基準 |
20分間、一人で、お手伝いが、5日間できれば達成とする。
|
記録の取り方(般化場面と指導場面) |
毎日、決められた時間、プロンプトなくできた…2点 プロンプトありでできた…1点 できなかった…0点(プロンプト→声かけ) ・般化価面、指導場面共通
|
|
第一系列のタイトル: |
Baseline: ベースライン
Intervention1: 指導手続き1
Intervention2: 指導手続き2
Intervention3: 指導手続き3
Intervention4: 指導手続き4
|
第二系列のタイトル: |
Baseline: ベースライン
Intervention1: 指導手続き1
Intervention2: 指導手続き2
Intervention3: 指導手続き3
Intervention4: 指導手続き4
|
|
記入日時 2006/08/10/17:13:50
No.260
記入者 k
E-Mail
|