200643



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小学部高学年の自閉症児の汚れた手を着衣でふく行動の改善
概 要
手が汚れた時に水で洗ったり,ふきんで拭く行動は社会的に必要なマナーである。この事例では,汚れた手を着衣で拭く行動の改善することで,ふきんで拭くことができるように指導を実施する。

対象児のプロフィール
養護学校 小学部5年 男子 自閉症

諸検査結果
太田のStage3-1

指導者
M.K


長期目標
学校生活の食事の場面で,汚れた手をふきんで拭いて食べる。

短期目標
おやつを食べる場面で,汚れた手をふきんで拭いて食べる。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
おやつを食べる場面で,汚れた手を着衣で拭く行動の回数が減る。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
食べ物を食べる時に,おはしを右手に持った状態で左手で食べ物を直接口に入れることが多い。食べ物を口に2,3口入れるごとに汚れた手を着衣で拭く。
〔ベースライン〕
介入せずに,チョコレートを食べた時に,汚れた手を着衣で拭いた回数の記録をとった。

般化場面
給食を食べる場面

指導場面
おやつを食べる場面

指導手続
【ベースライン】
・ココアパウダーをまぶしたチョコレートを8個用意す る。
・汚れた手を着衣で拭いても見守る。
【指導手続き】
汚れた手を着衣で拭いた時
step1
1.「服で拭いたらダメよ。」と言う。
2.椅子をおかしから1m遠ざける。(1分間)
のプロンプトを行う。
step2
1.「服で拭いたらダメよ。」と言う。
2.椅子をおかしから1m遠ざける。(2分間)
step3
step2の1,2を行う。
3.「ふきんで手を拭いて下さい。」と言い,手を拭くように促す。


教材教具など
・タイマー
・ふきん

記録の取り方(般化場面と指導場面)
1回のセッションで,汚れた手を着衣で拭いた回数を記録する。

結果
step1

記入日時 2007/01/19/10:44:11  No.346
記入者 M.K  E-Mail

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