長期目標 |
着替えの手順カードを使って、一人で着替えができる。
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指導目標(標的行動とこれを選んだ理由) |
体操ズボンの前後を正しく着る。
マジックテープの部分に「と」カードをはること。
名札や絵を見ることはあっても確認が不十分であり、見たり触ったりしても気にせずそのままははくことがあり間違えることがあったため。名札を張ることでズボンに気づくきっかけになることを狙ったため。
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指導目標に関する対象児の実態(ベースライン) |
ひらがなに興味があるため、今までは、マジックテープの部分に小さい名札をつけていたが小さかったためかほとんど見ることはなかった。時々見たり、触ったりすることはあっても気にせずはいてしまうこともあり、前後が反対になることがよくあった。
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指導手続 |
ベースライン 1学期からつけている名札で、どれだけズボンを机の上に置き、名札を上むきにできたかどうか。
指導手続 (1)着替えのスケジュールの中に「と」カードを入れ、ズボ ンのマジックテープ部分に貼るように指示する。 (2)課題の机上学習でハンカチに貼られてマジックテープ部 分に「と」カードを貼る練習をする。
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教材教具など |
朝の着替え マジックテープのついたズボン 「と」カード 課題 マジックテープのついたハンカチ 「と」カード
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達成基準 |
朝の着替え・・反対向きにズボンが出てきたときに5回連続できたらOK
課題・・5回連続できたらOK
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記録の取り方(般化場面と指導場面) |
一人でできた・・3点 指さし ・・2点 言葉かけ ・・1点 身体的介助 ・・0点
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結果 |
机上での課題学習の中にカードを張る活動を取り入れた。 ハンカチについているマジックテープに「と」カードを張る活動だが、その活動が安定して出来るようになると着替えの手順カードの中にある「と」カードも体操ズボンのマジックテープ部分に張れるようになった。
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考察 |
カードは確実にはれるようになったが、張るときの体操ズボンの向きによって前後を逆にはくことが時々あった。 Bくんは「と」カードをマジックテープに張ればいいと思っているようで、前後の意識へつなげるには充分な役目を果たしていないと考えている。
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be-surainn: ベースライン sukejyuurunika-do: 着替えスケジュールに入れる kadainitoriireru: 課題に「と」カードを入れる |
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記入日時 2006/01/19/13:48:08
No.91
記入者 管理者
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