2003-12



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教室間移動の指導
対象児のプロフィール
A。高1男子。自閉的傾向。
田中・ビネー54

指導者
F.T

長期目標
各授業における教室間の移動がスムーズにできる。

短期目標
休み時間に各授業者より提示された場所を示すカードを持って各々の教室にスムーズに移動できる。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
国語・数学・職業の授業(インターネットを使用した授業)に授業者より提示された場所や授業内容を示すカードを持ってスムーズに移動しインターネットを楽しむ。

標的行動
国語・数学・職業の教師から提示されたカードを持って教室に移動し,インターネットを閲覧する授業を楽しむ。

標的行動を選択した理由
声かけのプロンプトを使用しないで,授業場所への移動を促すのにカードを使用することが適切であると考えた。また,授業内容として本児が好むインターネット閲覧で好きな内容を選択することで授業への積極的な参加へとつなげられると考えた。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
指導目標に関する本児の実態
本児は,インターネットで閲覧することが好きである。特に道路情報や天気予報,地震などを閲覧することが多い。また,教師からの移動に関するプロンプト(声かけ)を示されると立ち止まったり逃げたりする場面が多い。

ベースライン
カードの提示はせず,教師によるプロンプトを使用していた。

般化場面
*授業内容がインターネット閲覧以外であってもスムーズに移動できる。
*国語・数学・職業以外の授業における移動がスムーズにできる。

指導場面
国語・数学・職業の授業の前の休み時間。

指導手続
国語・数学・職業の授業の前の休み時間にカードを提示した。

教材教具など
授業場所を撮影し,授業内容を示したカード。
インターネット閲覧できるパソコン。

達成基準
休み時間に提示されたカードを持って,授業場所に移動し,インターネット閲覧できた日が1週間(国語2時間,数学2時間,職業1時間/週)続けば達成とする。

記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面の記録の取り方
カードを持って移動できたか,授業中インターネットで閲覧したかの2点を記録する。

般化場面の記録の取り方
般化基準に達した後,同じ記録を上述の般化場面で記録した。

指導期間
2003年10月14日から2003年11月7日

結果
教室間の移動については,改善は見られなかった。
授業が始まっているのに,まだ着替えが完了しておらず,制服のままでいたり,彼の登校時間が授業開始時間に間に合わないことがほとんどであった。

考察
着替えや授業準備などの場面での指導が必要である。
登校すれば着替えをすることや着替えをすれば清掃をすることなどの総合的な流れを形成する指導が別に必要。
彼の好きなパソコンを好子として使用することが必要。


Baseline: ベースライン Intervention1: 指導手続き(1)
記入日時 2006/02/06/14:10:23  No.122
記入者 管理者  E-Mail

教室間移動をスムースにする指導
対象児のプロフィール
A。高1男子。自閉的傾向。
田中・ビネー54

指導者
F.T

長期目標
各授業における教室間の移動がスムーズにできる。

短期目標
休み時間に各授業者より提示された場所を示すカードを持って各々の教室にスムーズに移動できる。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
国語・数学・職業の授業(インターネットを使用した授業)に授業者より提示された場所や授業内容を示すカードを持ってスムーズに移動しインターネットを楽しむ。

標的行動
国語・数学・職業の教師から提示されたカードを持って教室に移動し,インターネットを閲覧する授業を楽しむ。

標的行動を選択した理由
声かけのプロンプトを使用しないで,授業場所への移動を促すのにカードを使用することが適切であると考えた。また,授業内容として本児が好むインターネット閲覧で好きな内容を選択することで授業への積極的な参加へとつなげられると考えた。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
指導目標に関する本児の実態
本児は,インターネットで閲覧することが好きである。特に道路情報や天気予報,地震などを閲覧することが多い。また,教師からの移動に関するプロンプト(声かけ)を示されると立ち止まったり逃げたりする場面が多い。

ベースライン
カードの提示はせず,教師によるプロンプトを使用していた。

般化場面
*授業内容がインターネット閲覧以外であってもスムーズに移動できる。
*国語・数学・職業以外の授業における移動がスムーズにできる。

指導場面
国語・数学・職業の授業の前の休み時間。

指導手続
国語・数学・職業の授業の前の休み時間にカードを提示した。

教材教具など
授業場所を撮影し,授業内容を示したカード。
インターネット閲覧できるパソコン。

達成基準
休み時間に提示されたカードを持って,授業場所に移動し,インターネット閲覧できた日が1週間(国語2時間,数学2時間,職業1時間/週)続けば達成とする。

記録の取り方(般化場面と指導場面)
導場面の記録の取り方
カードを持って移動できたか,インターネットで閲覧したかの2点を記録する。

般化場面の記録の取り方
般化基準に達した後,同じ記録を上述の般化場面で記録した。

指導期間
2003年10月14日から2003年11月7日


Baseline: ベースライン Intervention1: 指導手続き(1)
記入日時 2006/02/06/14:14:13  No.123
記入者 管理者  E-Mail

教室間移動をスムースにする指導
対象児のプロフィール
A。高1男子。自閉的傾向。
田中・ビネー54

指導者
F.T

長期目標
各授業における教室間の移動がスムースにできる。

短期目標
授業開始前と授業終了後の休み時間に各授業者より「先生がついていかない」ことを声かけにより提示し,各々の教室にスムースに移動する。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
指導目標
授業開始前と授業終了後の休み時間に各授業者より「先生がついていかない」ことを声かけにより提示し,各々の教室にスムースに移動する。


標的行動
4,5,6校時の授業前・後の休み時間に教師から「先生はついていかないので,〜(場所)に行こう!」と声かけを聞き,それぞれの教室に移動する。

標的行動を選択した理由
時間や場所について本人は理解している。しかしながら,実際には移動できない。
教師がついていかないことを本人に伝え,本人が嫌うことを排除することで,本人が自ら移動できると考えた。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
指導目標に関する本児の実態
本児は,教室を移動するために教師が教室に呼びに来たり,教師が移動できるかどうかを確認するために,「彼について歩く」ことを嫌っている。

ベースライン
上記の場合ではない教師の声かけによるプロンプトと場所と授業内容を示したカードを提示していた。

般化場面
*すべての授業で上記の声かけによりスムースに移動できる。

指導場面
4,5,6校時の授業の前の休み時間。
各授業終了後の休み時間。

指導手続
4,5,6校時の授業の前に,教師がついてこないことを伝え,移動場所を伝える。

*教室に移動した場合・・・「A君についていかなくてよかった。」と強化する。

教材教具など
特になし。

達成基準
第1段階・・・
声かけによるプロンプトを使用し,授業場所に自分で移動できる日が1日(4,5,6校時の授業)に3点以上が2日間続けば達成とする。
第2段階・・・
声かけによるプロンプトを使用し,授業場所に自分で移動できる日が1日(4,5,6校時の授業)に6点満点が2日間続けば達成とする。

記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面の記録の取り方
*自分で移動できた・・・2点
*その他のプロンプトを使用して移動できた・・・1点
*移動しなかった,他の場所に移動した・・・0点

*6点満点/日

般化場面の記録の取り方
般化基準に達した後,同じ記録を上述の般化場面で記録する。

指導期間
2003年12月1日から2003年12月19日


baseline: ベースライン card: カードによる指導 koekake: 声かけ
記入日時 2006/02/06/14:23:00  No.124
記入者 管理者  E-Mail

登校時間をはやくする指導
対象児のプロフィール
A。高1男子。自閉的傾向。
田中・ビネー54

指導者
F.T
Y.R

長期目標
AM9:00までに登校できる。

短期目標
AM10:30までに登校できる。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
指導目標
AM10:30までに登校できる。

標的行動
AM10:30までに登校すれば,一人で静かにパソコンを楽しむことができる。

標的行動を選択した理由
本児は,「一人でいることが好きである」。また,パソコンでインターネットを利用して自分の好むサイトをネットサーフィンすることが好きである。教室内にひとりでインターネットを楽しめる環境を設定することで,登校時間をはやくできると考えた。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
指導目標に関する本児の実態
本児は,「学校の授業が楽しくない」「通学途中で車が通行しているのを見ている」などの理由により,登校時刻が大幅に遅れている。

ベースライン
上記の件に関して,特に設定していない。

般化場面
*時間を守る。

指導場面
登校後。

指導手続
登校後に一人でインターネットを楽しむことができるようにする。

教材教具など
教室内に一人でインターネットを楽しめる環境。

達成基準
AM9:00に登校できた日が3日間連続続けば達成とする。

記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面の記録の取り方
AM9:00から遅れた時間(分)を記録。
指導1補助・・・「補助」の定義は,保護者が車で送ってくること。
「登校」の定義は,下駄箱の前までくること。
指導1補助改訂・・・「補助」の定義は,保護者が下駄箱まで送ってくること。に変更(1/26)
指導後,パソコンを楽しめた時間を記録。
指導2・・・校門まで保護者が補助。
指導3・・・箸蔵小まで保護者が補助。

般化場面の記録の取り方
達成基準に達した後で,上述の般化場面において記録した。

指導期間
2004.1.13〜2004.1.30


baseline: ベースライン hojo: 保護者生徒補助 shido1: 指導1 shido1hojo: 指導1補助 shido1hojokaitei: 指導1補助改訂 shido2hojo: 指導2補助 shido3hojo: 指導3補助
記入日時 2006/02/06/14:27:43  No.125
記入者 管理者  E-Mail

指導1補助改訂におけるパソコンを楽しんだ時間
記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面の記録の取り方
指導1補助改訂(NO,67)におけるパソコンを楽しめた時間を表示。


computer: コンピュータ
記入日時 2006/02/06/14:30:39  No.126
記入者 管理者  E-Mail

教室間移動をスムースにする指導
指導者
F.T
Y.R

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
標的行動を選択した理由
登校時間に遅れが少なくなり、それとともに教師との会話が増加し、教師とのラポート関係が増したため、身体的補助を使用することで教室への移動を促すことにした。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
ベースライン
1週間記録。

指導場面
授業が始まる前に身体的補助を使用する。

指導手続
指導1・・・身体的補助(肩を抱いて移動を促す)
指導2・・・声かけによる補助(フェードアウト)

記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面の記録の取り方
6時間授業/日であるため
6ですべての授業に参加したことになる。

指導期間
2004年3月24日まで


baseline: ベースライン shintai1: 指導1 shintai2: 指導2
記入日時 2006/02/06/14:33:53  No.127
記入者 管理者  E-Mail

着替えがスムースになる指導
対象児のプロフィール
TT。高2男児。アスペルガー症候群。

指導者
高等部事例研究グループ。

長期目標
自分で着替えをすることができる。

短期目標
教師のプロンプトを聞いてスムースに着替えをすることができる。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
指導目標
教師のプロンプトを聞いてスムースに着替えをすることができる。

標的行動
教師のプロンプトを聞いてスムースに着替えをすることができる。

標的行動を選択した理由
1日の生活の中で,朝の着替えの場面においてつまづくことが多く。教師の対応によっては他傷行動やものを投げる,教師への暴言を引き起こすことがあるため,着替えの行動を分析することにした。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
指導目標に関する本児の実態
着替えといっても制服を脱ぐだけである。つまり、中に体操服を着ている。着替えをすることも少なく,教師の指示に抵抗を示すこともある。

ベースライン
第1期
教師のプロンプトなしで自由に着替える。
第2期
教師のプロンプトを5分毎に行う。

達成基準
9:20分までに着替えることができる日が3日間続く。

記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面の記録の取り方
着替えることができた時間を分で記録。

指導期間
2004,4,25〜2004,6,15


baseline: ベースライン jiyu: 自由 koekake: 声かけ
記入日時 2006/02/06/14:37:20  No.128
記入者 管理者  E-Mail

着替えがスムースになる指導
対象児のプロフィール
TT。高2男児。アスペルガー症候群。

指導者
高等部事例研究グループ。

長期目標
自分で着替えをすることができる。

短期目標
教師のプロンプトでスムースに着替えをすることができる。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
標的行動
スムースに着替えをすることができる。

標的行動を選択した理由
1日の生活の中で,朝の着替えの場面においてつまづくことが多く。教師の対応によっては他傷行動やものを投げる,教師への暴言を引き起こすことがあるため,着替えの行動を分析することにした。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
指導目標に関する本児の実態
着替えといっても制服を脱ぐだけである。つまり、中に体操服を着ている。着替えをすることも少なく,教師の指示に抵抗を示すこともある。

ベースライン
通常の指導で着替える場合のベースラインを記録。

指導場面
登校後、着替えるとき。

指導手続
第1期・・・自由に着替える。(原則プロンプトなし)
第2期・・・教師のプロンプトを5分毎に実施。
第3期・・・教師のプロンプトの間隔を長くする。

記録の取り方(般化場面と指導場面)
指導場面の記録の取り方
着替えた時間を分で記録。

指導期間
2004.4.25〜2004.6.15


baseline: ベースライン free: 自由 five: 5分 six: 6分
記入日時 2006/02/06/16:13:41  No.129
記入者 管理者  E-Mail

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