対象児のプロフィール |
Mくん 中3男子 知的障害・てんかん てんかん発作が月に1〜2回続いているため薬を 服用。薬の副作用で眠くなることがある。
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長期目標 |
課題の場面で次にするべきことがわかり行動できる。
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短期目標 |
課題を終了してからカセットデッキの置いてある場所へ移動する。
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指導目標(標的行動とこれを選んだ理由) |
短期目標 課題を終了してからカセットデッキの置いてある場所へ移動する。
標的行動 課題を終了してからカセットデッキの置いてある場所へ移動する。
標的行動を選択した理由 課題が終了したら好きな音楽が聴けることがわかれば課題中に眠ることが減少してくるのではないかと考えた。
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指導目標に関する対象児の実態(ベースライン) |
指導目標に関する本児の実態 本児は机上での学習になると目を閉じて眠ろうとし、そのまま本当に熟睡してしまうことが多い。音楽が大好きで目を閉じて眠っていても音楽がかかると目を開けてカセットデッキの前まで行き手をたたいて喜ぶ。カセットデッキの操作は自分ではできず、現在練習中。音楽が止まるとしばらくは起きているがまた眠ってしまう。40分の授業の中、半分以上、眠ってしまっていた。
ベースライン ・課題学習中、眠っていたら起きるように体を揺すったり、起きるように声をかける。
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般化場面 |
学習時間全般で眠らずに学習に取り組むことができる。
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指導手続 |
・課題の内容を確実に一人でできる内容(コイン落とし、 ストロー落とし)に限定。 ・課題は立位の姿勢で行う。
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達成基準 |
提示された課題(コイン落とし10枚)コインを10枚缶に入れ終えたら缶を、終了箱に入れてカセットデッキの置いてある場所まで移動できれば達成。
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記録の取り方(般化場面と指導場面) |
指導場面の記録の取り方 課題終了後、課題を終了箱に入れてカセットデッキの置いてある場所まで自分で移動できれば○ 指さしや声かけが必要な場合は△ 身体的な援助が必要な場合は× で記入していく。
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結果 |
・授業中に寝ることがなくなった。他の場面でもカードが使えるようになった
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