201006
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事例研究のタイトル
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1〜3の数字カード、音声、数をドットで示したカードのマッチングができる〜刺激等価性の考え方を活用して〜
FILE
166_214_4.ppt
春の講座 ポスター発表用パワーポイント
記入日時
2011/03/31/19:22:34
事例研究のタイトル
[HELP]
1〜3の数字カード、音声、数をドットで示したカードのマッチングができる〜刺激等価性の考え方を活用して〜
FILE
166_215_1.xls
123の記録
記入日時
2011/03/31/19:31:06
事例研究のタイトル
[HELP]
1〜3の数字カード、音声、数をドットで示したカードのマッチングができる〜刺激等価性の考え方を活用して〜
6つの関係正答率
記入日時
2011/01/13/17:07:02
事例担当者のイニシャル
[HELP]
A
事例研究のタイトル
[HELP]
1〜3の数字カード、音声、数をドットで示したカードのマッチングができるための指導〜刺激等価性の考え方を活用して〜
事例の概要
[HELP]
毎日登校後に行っている対面学習の時間に1〜3までの数字の学習を行っている。
年度当初は、「8」をみて「じゅうよん」と言うなど数字カードを見るとカードが示した数字を表す音声とはマッチしていないが、何らかの数字を表す音声で答えることはできていた。これまで、音声をきいてカードを取ったり、カードを見て音声で言う指導を繰り返し行ってきたが、一進一退の状態でなかなか定着しなかった。
そこで、刺激等価性の考え方を活用して、数字カード、音声、数をドットで示したカードのそれぞれの関係の正答率をだし、正答率の高い一つの関係に絞って指導を行い、定着を図った。
対象児のプロフィール
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小学部 3年 男児 精神発達遅滞
<諸検査結果>
新版K式発達検査 全領域2:2
(姿勢・運動2:0 認知・適応1:10 言語・社会2:7) (21年12月15日実施)
指導者の役割と人数
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2人
担任(週4回指導)
朝の日常生活の指導担当者(週1回指導)
長期目標
[HELP]
1〜3までの数字の理解ができる。
短期目標
[HELP]
提示された数字と対応させて,1〜3個の具体物を数えながら入れたり,置いたりすることができる。
標的行動(増やしたい行動)
[HELP]
1〜3までの数をドットで示したカードを見て、対応する数を音声で答える。
事例に関する情報
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・発音が不明瞭の部分があるが、言葉が増えており日常会話であれば1〜5語文程度で受け答えができる。
・ひらがな清音46文字全部を「いぬのい」というような言い方で発音できるようになった。
・数字は数字カードを見るとカードが示した数字を表す音声とはマッチしていないが、何らかの数字を表す音声で答えることはできていた。正しい音声を伝えると復唱はできるが、なかなか定着はしなかった。
般化を狙う場面
[HELP]
・朝の会の日付確認やその他の学習活動の中で、1・2・3の数字が出てきたときに数字を確認する。
・すべての関係が成立したら、数字カードを見てそれに対応する具体物を置くなどの学習にステップアップしていく。
指導場面
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登校後の対面学習
指導手続き
[HELP]
1.6つの関係の正答率を調べる。
ア 1〜3の数字カードを見て、音声で答える。
イ 音声を聞いて、数字カードを選ぶ。
ウ ドットカードを見て音声で答える。
エ 音声を聞いてドットカードを選ぶ。
オ 数字カードを見て対応するドットカードを選ぶことができる。
カ ドットカードの数を見て数字カードを選ぶことができる。
2.正答率が高い関係から指導を行う。
今回は、アイの関係は成立していたので、次に正答率が高いウの関係から指導を始めた。
3.1日1回対面学習の時間に指導する。1・2・3それぞれの数字を3回ずつ指導する。
・ドットのカードを見せて「これは?」と聞く。
・正しく答えられたら、「正解」「いいよ」など言葉で賞賛する。
・間違ったら、ヒントとして数字カードを見せる。
利用可能な好子
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褒め言葉
お菓子
車に乗ってでかける
公園へいく
教材教具など
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数字カード
数字をドットで示したカード
記録の取り方
[HELP]
・1.2.3それぞれの数字について1日3回ずつ指導する。
・正答であれば○、誤答であれば×とし、1日ごとの正答率をだす。
指導期間と達成基準
[HELP]
<指導期間>
平成22年11月1日〜平成22年12月9日
<達成基準>
5日間続けて正答率が80%以上となれば達成とする。
結果
[HELP]
指導開始から、23日目でウの関係が達成 した。(グラフ1「ウの関係正答率」参照)
ウの関係成立後、他の関係への指導の効果 を確認しすると、その他3つの関係(エ・オ ・カの関係)の正答率も上がった。(グラフ2「6つの関係正答率」)
考察
[HELP]
対面学習中に周囲の物音や出来事が気になり、集中できないときもあり、なかなか定着しないところがあるが、繰り返し学習することで何とか達成することができた。
この実践の以前の指導で数字カードと音声のマッチングはできていたので、今回「ドットカードを見て音声で答える」の関係が達成したことで、その他の関係(エ、オ、カ)の関係にも効果が見られたことが、指導後の記録から読み取れる。
次は引き続き正答率80%に達していないオの関係「カードを見てドットを選ぶ」を指導していこうと思う。
今後も、スモールステップでかつ効果的な指導である刺激等価性の考え方を実践の中で大いに取り入れていこうと思う。
ウの関係正答率
記入日時
2011/01/13/13:35:55
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