200731



[TOP]  [検索


事例担当者のイニシャル[HELP]y.m
事例研究のタイトル[HELP]トイレの便座に座って排尿する
事例の概要[HELP]現在、「便座に座って排便する」ことを家庭での目標にして取り組んでいる。「便座に座って排便する」ためには、その下位行動として「便座に座って排尿する」ことができる必要がある。本児は、排尿時には小便器を使用しており、洋式便座に座った経験はない。まず学校で便座に座って排尿することを指導し、家庭での般化につなげたい。
対象児のプロフィール[HELP]特別支援学校小学部 2年生 男子
自閉症
太田ステージ 1ー3

指導者の役割と人数[HELP]担任3名 
長期目標[HELP]家庭のトイレの便座に座って排便する
短期目標[HELP]トイレの中で排便する。
標的行動(増やしたい行動)[HELP]洋式トイレのカードを渡されたとき、トイレの便座に座って排尿する。
標的行動(減らしたい行動)[HELP]尿意が無くなるまで排尿する。
標的行動を取り上げる意義[HELP]尿意のあるときに、便座に座って尿意がなくなるまで排尿する。

現在は、尿意を感じると自発的にトイレに行き小便器で排尿している。今までに便座に座る経験はなかった。
家庭のトイレで便座に座り排尿するよう促した時に、尿が便器から飛び散ってしまう出来事があった。そのためか、便座に座って排尿するよう促すと、尿意があっても少量(数滴ほど)しか排尿せず、後で立って排尿することがある。また、家庭では、決まった行動や習慣を変えることが難しい。学校で先に指導することで家庭でも指導しやすくなると考える。
下位行動を身につけることで、便座に座って排便する指導につなげたい。
事例に関する情報[HELP]自分からトイレに行き小便器で排尿している。学校での排尿回数は1日に1〜2回である。ぎりぎりまで我慢していることが多い。失敗せずにトイレで排尿できるようになったのは入学後から。トイレットトレーニング時にはおまるに座るのも嫌がった。今まで便座に座った経験はほとんどない。(今年の7月に学校で便座に座らせたところ排尿したことが2回あった。)
般化を狙う場面[HELP]家庭での排尿、排便時
指導場面[HELP]給食前
下校前
排尿したい様子が見られたとき
(足を交差させてモジモジしているとき) 
指導手続き[HELP]<ベースラインの取り方>
トイレの洋式トイレの入り口にカードを入れるためのポケットを準備しておく。
1排尿したい様子が見られたとき又はしばらく排尿していないときに教室で「絵カード」を手渡す
2洋式トイレに移動しポケットにカードを入れる。
3ズボンをおろす。。
4便座に座る。(必要に応じて深く座る、下腹部を軽く押さえるなどの身体的ガイダンスをする。)
5排尿する。
6ズボンをあげる
7水を流す。

・5秒待って、行動が自発しないときには身体的ガイダンスや指さしなどのプロンプトをする。
教材教具など[HELP]洋式便座に座っている子どもが描かれた絵カード
絵カードを入れるポケット(洋式の入り口付近に設置)
記録用紙と筆記用具(  〃   )
記録の取り方[HELP]絵カードを提示したときに、洋式便器に座った回数と排尿した回数。その際に必要だったプロンプトの内容と数。
指導期間と達成基準[HELP]平成19年9月14日〜


学校における排尿の正反応率
記入日時 2007/10/02/12:18:53

現行ログ/ [1]
++徳島ABA研究会++

++マニュアル++
TOP
shiromuku(h)DATA version 4.00