対象児のプロフィール |
太田のStage\x{2162}−1 自閉症 新版S- M式社会生活能力検査(H13/9) 身辺自立5−5、 移動3−9、 作業5−10、意志交 換3−4、集団参加2−7、自己統制2−9、全検査4−1
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長期目標 |
トレーニングの時間に、2種目の運動を正確にすることができる。
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指導目標(標的行動とこれを選んだ理由) |
指導目標 教師の模倣をしながら、バーベル運動ができる。
標的行動 バーベル運動\x{2460}では、毎回バーベルをマット上につけてからあげる。\x{2461}では、手首を返す。\x{2462}では、ひじを伸ばす。各運動は、テンカウントで終了。
標的行動を選択した理由 それぞれの運動の、ポイントとなる事項である。この点を守れば、その運動のねらいがほぼ達成できる。
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指導目標に関する対象児の実態(ベースライン) |
指導目標に関する本児の実態 体育の時間など、周りの人の動きを見ながら何となくそれらしい行動をしている。しかし、同じような行動をしているようであっても、よく分からずにうろうろしているだけの時が多い。準備や片付け、トレーニングの方法についても、その手順についてはっきりと決めて知らせてあげると、迷わずに動きはじめることができる。学校生活の中では、一日のスケジュールカードを使用して行動することが出来始めている。
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般化場面 |
家庭において、学校から帰宅後の夕食までの時間や、休日のひまな時間に、トレーニングの時間を設定して、日々トレーニングを続けることができる。余暇活動の一つにする。
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指導場面 |
・保健体育のトレーニングの時間:毎週火・金の1校時 ・昼休みの時間
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指導手続 |
・バーベル運動の方法と手順を写真カードで提示する。 間違うときは、教師が前で示範する。テンカウント用に、ビッグマック(2秒で1カウントに設定)を使用する。
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教材教具など |
バーベル運動写真\x{2460}\x{2461}\x{2462} ビッグマック バーベル
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達成基準 |
3種のバーベル運動が、連続して正確にできる。
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記録の取り方(般化場面と指導場面) |
指導場面での記録の取り方 各運動が、正確な動きで、10回ずつできたかを視認。
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指導期間 |
10/3〜10/7(ベースライン期) 10/20〜10/28 11/7〜12/12
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