2004-09



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ひらがなをつかって言葉作り
概 要
小学校3年生・中度知的発達障害の女児に、ひらがな積み木を使って、単語の構成ができるようにすることを目標とした。
 まず、絵と単語カードのマッチング、次に絵とアナグラムを使ったマッチング、最後に絵を見て単語構成をするという3段階に分けて指導することとした。
 

対象児のプロフィール
小学校3年生・女児・障害児学級在籍・3人兄弟の末っ子。二人の兄がいる。父親・母親ともに本児をとても可愛がっている。
 身長、体重ともに、学年平均に近い。人なつっこい性格。ひょうきん。見立て遊びが好き。看護婦さんになったり、お店屋さんになったりする。つりゲームが好き。
 料理が好きで生活単元の「ホットケーキを作ってパーティーをしよう」では、進んでホットケーキを焼いてみんなに振舞った。」

諸検査結果
田中ビネー:IQ33
K-ABC 検査不能

障害の特性
中度知的発達障害
 入学時は軽度の自閉症で、無発語ということであったが、2年生終了時には3語文程度で話すことができるようになった。自閉症の行動特徴も特に顕著ではなくなった。

指導者
障害児学級担任

長期目標
 ひらがなを使って単語を構成できる。

短期目標
 現在習得しているひらがなを使って、身近なものや人の名前を構成することができる。

指導目標(標的行動とこれを選んだ理由)
 ア行からタ行を使って、「いす」「かさ」「くつ」の
単語を構成することができる。
 
 習得しているひらがながア行からタ行であること。ひらがな一文字ずつは読めるが、単語が絵や実物とマッチングできていないから。
 難易度が高いので、まず2文字の単語から取り組むようにした。

指導目標に関する対象児の実態(ベースライン)
犬の絵を見せて「これは?」と聞くと「いぬ」ということができる。(絵と音声のマッチング)

記入日時 2006/02/24/05:01:19  No.192
記入者 管理者  E-Mail

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