指導目標(標的行動とこれを選んだ理由) |
2枚のスケジュールを使用し、上から順に外していくことができる
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指導手続 |
着替え、授業のカードの下に、お菓子のカードをはさんでおく。活動後にトラジションカードを手渡す。下にはさんであるカードを先に取ろうとしたときには、上のカードを取るよう身体的ガイダンスを行う。徐々にプロンプトをフェイドアウトしていく。
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達成基準 |
1日の誤反応率、0%が3日間連続で達成とする。
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記録の取り方(般化場面と指導場面) |
1日のプロンプト合計点数を記録し、誤反応率を出す。 身体的ガイダンス1点、プロンプトなし0点
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結果 |
指導を始めたすぐから、上にはさまっているカードを取ることができることが多かったが、カードを取らないときや下にはさまっているカードを先に取ることもあり、誤反応率が安定しなかった。徐々にではあるが、誤反応率が減少し、12日目で達成することができた。
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考察 |
達成したものの、今後スケジュールの枚数を増やすことを考えると、はさまったカードを上から順に取ることが確実にできるようしばらく今の状態で指導を続け、定着を図る必要があると考える。指導を続ける中では、活動後のお菓子を期待しながら今の活動を行う様子がみられるようになった。スケジュールの指導を進めていくなかで、カードが示すものと行動がつながり、スケジュールを見て次の行動に自主的に移ることができるようになってきている。また、何をすればいいのかわからないときには、スケジュールの前に立ち、確認しようとする行動もみられた。今後は、お菓子の回数を減らし、またお菓子に固定することなく、お菓子以外の好子を増やしていくことが課題である。将来に向けてスモールステップで、はさむカードの枚数を増やしていき、1日の見通しをもって行動できるよう指導していきたいと考える。
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A:先行条件 |
B:行動 |
C:結果 |
スケジュールを確認したとき |
カードを外す |
次の活動がわかる(↑) |
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A:先行条件 |
B:行動 |
C:結果 |
スケジュールを確認したとき |
カードを外して、カードに示された活動をする |
お菓子がもらえる |
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第一系列のタイトル: スケジュール(2枚)を上から順に外すときの誤反応率 |
Baseline: ベースライン
Intervention1: 指導手続き1
Intervention2: 指導手続き2
Intervention3: 指導手続き3
Intervention4: 指導手続き4
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第二系列のタイトル: |
Baseline: ベースライン
Intervention1: 指導手続き1
Intervention2: 指導手続き2
Intervention3: 指導手続き3
Intervention4: 指導手続き4
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記入日時 2007/01/04/12:44:40
No.338
記入者 YN TM
E-Mail
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