200818


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事例担当者のイニシャル［HELP］TY
事例研究のタイトル［HELP］高等部１年生自閉症男子生徒が，休み時間の余暇活動を自主的に選択し教員に伝える。
事例の概要［HELP］学校生活全般で教員の指示を待つことが多く，自主的に行動をすることが少ない。休み時間も教員の指示がないと余暇活動に移ることができない。
対象児のプロフィール［HELP］養護学校　高等部　１年生　男子生徒　自閉症
指導者の役割と人数［HELP］指導者　Ｈ　（担任）
指導者　Ｏ　（担任）
指導者　Ｉ　（担任）
長期目標［HELP］休み時間，自主的に余暇を選び教員に伝える。
短期目標［HELP］休み時間，選択ボードの中から好きな活動を選び教員に伝える。
標的行動(増やしたい行動)［HELP］休み時間，選択ボードの中から好きな活動を選び教員に伝える。
標的行動(減らしたい行動)［HELP］休み時間，何もせずに過ごす。
標的行動を取り上げる意義［HELP］学校生活全般で自分からの要求や発信がほとんどないため，自分の思いを相手に言葉で伝えられるようになってほしい。また家庭では要求がある時に本人が「あー」と言うと家族が要求を理解し，要求に応じるため本人が「あー」以外の言葉で要求を伝えることはほとんどないと思われる。
事例に関する情報［HELP］・中学部から引き継がれいる遊びの選択ボードから，遊びの選択をする場合でも教員が声をかけなければ自発的な行動には移ることができない。
・休み時間は椅子に座ってじっとしていることが多い。その時に教員が声かけをするとカラオケやテラスに行くことができるが，声かけがないと自発的な行動は見られない。
・教員の指示を待っていることが多い。
・時間割のホワイトボードから教科の表示を外す活動がほぼ定着してきている。
問題の推定原因［HELP］1．自分の思いを伝える方法が分からない。
2．遊びを選ぶ方法が分からない。
3．自分のしたい遊びがわからない。
想定される解決策［HELP］1．適切な伝え方の方法を伝える。
2．遊びの選択肢をいくつか準備して選ばせる。
3．遊びの選択肢をいくつか準備して遊びを教える。
選択した原因と解決策［HELP］原因1．自分の思いを伝える方法が分からない。
解決策1．適切な伝え方の方法を伝える。

原因2．遊びを選ぶ方法が分からない。
解決策2．遊びの選択肢をいくつか準備して選ぶ方法を伝える。

原因3．自分のしたい遊びがわからない。
解決策3．遊びの選択肢をいくつか準備して遊びを教える。
般化を狙う場面［HELP］学校生活の休み時間以外の場面
指導場面［HELP］休み時間，教室で
指導手続き［HELP］※　毎日，一日の流れを示した時間割の教科をその時間が終わるごとに外すことで，確認を行っている。

１．一日の流れを示した時間割の授業と授業の間に「休み時間」を示し，「あそびをえらぶ」と表示する。
２．指導者１がＴくんとホワイトボードに示された時間割の「あそびをえらぶ」を確認し，ホワイトボード　から「あそびをえらぶ」の表示を外し，遊びの選択ボードに貼ることを身体的ガイダンスで伝える。
３．遊びの選択ボードに表示してある，二種類の遊びの中から（カラオケをします。テラスにいきます。）　１つ選び選択ボードから外すことを音声ガイダンスと身体的ガイダンスで伝える。
４．『○○先生□』と書かれた選択ボードの□の部分に選択した遊びを貼ることを指差しで伝える。
５．指導者２の前に行き選択ボードの『○○先生□』を見ながら指導者２に伝えるよう音声ガイダンスで伝　える。
６．選んだ遊びに移るよう音声で伝える。
※プロンプトありで10回連続できたら，プロンプトを5秒遅らせる。
※プロンプトなしで10回連続できたら、教師は離れた場所から見るようにする.
教材教具など［HELP］ラジカセ
ＣＤ
パズル
ビデオ
タイマー
指導期間と達成基準［HELP］ベースライン：２週間程度
指導期間：ベースライン終了から1ヶ月
達成基準：100%が5日連続


データとグラフ：第一系列のタイトル: 
Baseline: ベースライン   Intervention1: 指導手続き1   Intervention2: 指導手続き2   Intervention3: 指導手続き3   Intervention4: 指導手続き4  
データとグラフ：第二系列のタイトル: 
Baseline: ベースライン   Intervention1: 指導手続き1   Intervention2: 指導手続き2   Intervention3: 指導手続き3   Intervention4: 指導手続き4  
記入日時 2008/10/17/16:58:56

現行ログ/ [1]
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